| ■ 予防接種 ■ 水道水へのフッ素添加 |
| ■予防接種 ■ |
●シンガポールでの予防接種
B型肝炎の接種は生まれた日に受けます。生まれた病院で母子手帳が渡されますが、それに出ている予防接種の予定表に従って小児科やポリクリニックで接種を受けます。
幼稚園や保育園、学校に入園入学するときに、どの予防接種を済ませているかの書類、あるいは母子手帳のコピーを提出します。
学齢に達すると学校で集団接種を受けます。集団接種を受けられなかった場合は、National Institute of HealthにあるStudent Health Serviceで受けます。
水疱瘡は任意で、ワクチンが置いてあれば一般の病院で接種できます。日本脳炎も任意で、日本人会診療所や日系クリニックで受けられます。
●日本との接種対象年齢の比較
2000年6月調べ
| *日本 | 厚生省 予防接種と子供の健康 より |
| National Institute of Health, Student Health Service提供のIMMUNISATION SCHEDULE-SINGAPORE、Mount Elizabeth Hospitalの母子手帳より |
| *日本 | **シンガポール | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 通常接種が行なわれている年令 | 接種が定められている年令 | |||||
| ポリオ | 2回 | 3ヶ月〜1才半 | 3ヶ月〜7才半 | 基礎3回 | 3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月 | |
| 追加 | 1回目 18ヶ月 6才 (基礎を受けてない者は基礎を、基礎を受けている者は2回目を) 12才 3回目 | |||||
| DTP (ジフテリア、破傷風、百日咳) | I期3回 | 3ヶ月〜1才 | 3ヶ月〜7才半 | 基礎3回 | 3ヶ月、4ヶ月、5ヶ月 | |
| I期追加 | 1才半〜2才半 | 1才半〜7才半 | 追加1回 | 18ヶ月 | ||
| II期 | 11才〜12才 | 11才〜13才 | DT追加 | 2回 6才 3回 12才 | ||
| はしか | 1才〜2才 | 1才半〜7才 | 基礎 1〜2才 追加 12才 | |||
| おたふくかぜ | 任意 | |||||
| 風疹 | 1才〜3才 | 1才半〜7才 | ||||
| 一生のうち1回接種。通常は1才から3才までに受けるが、平成11年度までは小学一年生も受ける。昭和54年4月2日から昭和62年10月1日生まれの12才以上16才未満のものも受ける | ||||||
| BCG | 3ヶ月〜1才 | ツ反陰性者に4才まで | 基礎 | 出生時 | ||
| 小学1年、中学1年 | 追加 | 6才(BCGを受けてない者) | ||||
| (小学1年、中学1年でツ反陰性の者は接種。小学1年、中学1年でBCGを受けた者は、小学2年、中学2年でツ反陰性の場合、再度BCGを受ける。) | 12才(ツ反陰性の者) | |||||
| 16才(ツ反陰性の者、BCGを受けてない、もしくは1回しか受けてない者 | ||||||
| 日本脳炎 | 基礎3回 | 3才〜5才 | 6ヶ月半〜7才半 | 任意 | ||
| 追加1回 | 9才〜10才 | 9才〜13才 | ||||
| 追加2回 | 14才〜15才 | 14才以降 | ||||
| B型肝炎 | 任意 | 基礎 | 1回 出生時 2回 1ヶ月 3回 6ヶ月 | |||
| 追加 | 1才 (B型肝炎キャリアの母親から生まれた者のみ) | |||||
| ■ 水道水へのフッ素添加■ |
●シンガポールの水道水
シンガポールの水道水には、フッ素が0.6ppmほど添加されている。その効果で、シンガポールの子供には虫歯が少なく、1994年の調査では12才で平均1本で、日本では2000年で約3本。
水道水のフッ素添加は、香港、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなど50ヶ国以上で行われている。
●日本の水道水
現在、日本では水道水へのフッ素添加は、安全性が完全に証明されていないという理由で行われていない。が、
▼「水道水にフッ素」容認 、厚生省が方針転換、住民合意を条件に
(朝日新聞2000年11月18日付け)
WHOは水道水へのフッ素添加などフッ素利用を推進しており、日本政府も賛同している。一方で2ppm以上を長期間飲んだ場合は斑状歯、8ppm以上で骨硬化症がみられるという。
日本ではフッ素を歯に塗布したり、添加した水でうがいしたりする予防法が勧められており、虫歯になりやすい子に限って保険適用もされている。
現在、フッ素の水質基準は0.8ppmでWHO指針より低く抑えられている。